左官屋さんの仕事
どんな仕事をする人?
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この「左官」ってどう読むのかしら? |
若い新入社員は、読めませんでした。 |
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どんな仕事をする人ですか? |
■住宅の玄関の土間(どま)やアプローチ(*)にコンクリートを敷いたり、ブロックや平板(*)、踏み石(*)などを配置したり、インターロッキング(*)を施工したり、勝手口などに設置する、踏み台の役割をする階段式の「たたき」も製作します。 |
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ワンポイント
住宅の内装は、壁紙を貼る施工方法が多いですが、最近では、吸湿性、放湿性、消臭効果、保温性、断熱性に優れている、自然素材による左官仕上げが注目を浴びています。
専門用語の解説
アプローチ | ・道路から住居の玄関までの通路のこと。 |
平板 | ・アプローチ等に敷く平らなコンクリート製の板。 |
踏み石 | ・平らな自然石。 |
インターロッキング | ・コンクリートブロックの仕上げ手法の一種で、サイズ、形状、カラーが豊富。 |
珪藻土 | ・「けいそうど」と読む。藻類の一種である珪藻が、海や湖沼などで大量に増殖し死滅すると、水底に沈殿し、最終的にできた珪藻の化石からなる岩石のこと。 |
漆喰 | ・「しっくい」と読む。消石灰(水酸化カルシウム)を主原料とした塗り壁材で、糊(のり)やスサを加えて、水で練ったもので、消石灰の代わりにホタテの貝殻の粉末を使用した漆喰もある。スサは、原料がわらや紙、麻などで、長さ3~5cmの繊維質のもので、材料をこね合わせるときに混ぜ、乾燥後の収縮ひびわれを分散させるのに効果がある。 |
聚楽壁 | ・「じゅらくかべ」と読む。京都やその周辺で取れた貴重な土を使用して仕上げた土壁で、土壁の中でも最高峰と言われる。 |
擬木 | ・「ぎぼく」と読む。コンクリート、モルタルなどに着色剤を上塗りし、樹皮や板目、年輪の模様をつけ、木材に似せたもの。 |
モルタル | ・セメントと砂と水を混ぜたペースト状の建築資材。 |
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